フジテレビの密着ドキュメンタリーで知られる漆山家。子ども13人を含む15人大家族でありながら、広い自宅・大型車2台・習い事と、暮らしぶりが豊かに見えるのが気になりますよね。
「漆山家ってお金持ちなの?」と検索した人が一番知りたいのは、収入源の実態と、本当に余裕のある生活なのかどうかだと思います。この記事では、美容室経営からYouTube・テレビ出演まで、漆山家の家計をひとつひとつ丁寧に整理していきます。
漆山家とはどんな家族?
漆山家について初めて知る方のために、まず基本的なプロフィールを整理しておきます。
家族構成と子どもたちの人数は?
漆山家はパパの亨(とおる)さんとママの佳月(かつき)さん、そして子ども13人の計15人家族です。
子どもの人数は過去に何度か変わっており、最新の放送時点(2024年)では13人が一緒に暮らしています。長男・長女はすでに独立しており、人数は少しずつ変化しています。
フジテレビ密着ドキュメンタリーとは?
2017年から始まったフジテレビの密着取材は、2024年3月にFODプレミアムへ舞台を移しました。
「密着!15人大家族うるしやま家」シーズン1(全5話)に続き、2024年10月からはシーズン2(全8話)の配信がスタートしています。地上波での特別放送を含めると、計6回以上の全国放送実績があります。
YouTubeやSNSでの活動状況は?
「漆ちゃんfamily」名義のYouTubeチャンネルは2021年8月に開設され、2024年時点でチャンネル登録者数は44万人を超えています。
インスタグラムのフォロワーも約10万人規模で、SNS全体で安定したファンベースを持っています。子ども世代も個別にSNSを運営しており、家族全体で情報発信の規模が広がっています。
漆山家がお金持ちと言われる理由とは?
テレビを見ていると「豊かそう」という印象を受けますよね。実際、どんな点がそう見えるのかを整理してみます。
自宅・車・生活水準から見えるもの
漆山家の自宅は埼玉県越谷市にある一軒家で、15人が生活できる広さを誇ります。
推定購入価格は4,000万〜5,500万円前後とされており、庭にはウッドデッキもあります。車はトヨタハイエースやノアなど大型車を複数所有しており、移動面でも余裕が感じられます。
子どもの習い事や旅行のひんぱんさ
子どもたちのほとんどが何らかの習い事をしており、家族旅行も定期的に行っています。
大家族でありながら「切り詰めている感じがしない」のが、ほかの大家族番組と大きく異なる点です。過去の放送では鹿児島への家族旅行なども特集されており、視聴者の間で「どうやって賄っているのか」という関心が集まりました。
「節約している様子がない」という視聴者の印象
SNSや掲示板では「ダイソンの掃除機使ってる」「子どもがナイキのセットアップ着てる」という投稿が話題になりました。
生活の中に高価なブランド品が自然と登場することが、「この家族はお金持ちなのでは」という印象をつくっています。ただ、この印象が実態を正確に反映しているかどうかは、収支を両面から見てみないとわかりません。
漆山家の主な収入源とは?
漆山家の収入は、1つの柱ではなく複数の収入源を組み合わせた構造になっています。
| 収入源 | 概要 |
|---|---|
| 美容室経営 | 埼玉県越谷市で「HiDE & SEEK OF HAiR」を経営 |
| テレビ・FOD出演 | フジテレビの密着ドキュメントおよびFOD配信 |
| YouTube広告・案件 | 登録者44万人超のチャンネル運営 |
| 書籍印税 | 佳月ママ著「36の家訓」(KADOKAWA) |
| 児童手当 | 子ども人数に応じた公的給付 |
| ブログ・SNSタイアップ | アメブロ・Instagramからの協賛収入 |
美容室「HiDE & SEEK OF HAiR」の経営収入
漆山家の収入の柱は、美容室経営です。
亨パパは埼玉県越谷市・北越谷駅徒歩1分という好立地で美容室を営んでいます。夫婦で10年間勤めたサロンを退社し、独立してからすでに15年以上が経過しています。
フジテレビ出演・FODプレミアム配信による収入
テレビ出演のギャラは番組や出演回数によって異なりますが、年100万〜200万円程度とされています。
2024年からはFODプレミアムに配信の場が移り、シーズン2として全8話が月1本ペースで配信されています。プラットフォームでの安定配信により、継続的な収益が見込まれる構造になっています。
YouTubeチャンネルの広告収入と企業案件
登録者44万人超のチャンネルは、広告収入だけでも月単位で一定の収益を生んでいます。
さらに企業案件(タイアップ動画)が加わると、収入規模はさらに大きくなります。子どもたちも独自のSNSを運営していることから、家族単位でのインフルエンサー収入も発生しています。
美容室経営の収入はいくら?
美容室の収益については、いくつかの指標から推定できます。
客単価・来客数から推定できる月商は?
美容室の平均的な客単価は6,000円前後です。
1日の来客数を7人と仮定すると、1日の売上は42,000円。1か月(25営業日)で約100万〜120万円の売上になります。年商に換算すると1,200万〜1,440万円前後という計算になります。
駅近立地と人気店舗の強みとは?
北越谷駅徒歩1分という立地は、集客面で大きな強みです。
テレビ・SNSでの知名度向上により、遠方からのファン来店も見込まれます。口コミの評価も高く、地元での認知度は十分に定着しています。
夫婦で経営することで得られる収益構造
夫婦でサロンに入ることで、人件費を抑えながら売上を最大化できます。
一般的に美容師1人あたりの月商が100万円程度とされるなかで、2人体制であれば売上規模は1.5倍前後になります。経費を引いた後の実質的な利益は月80万〜100万円前後と推定されています。
テレビ・FOD出演によって得られる収入とは?
美容室以外の収入として、テレビ・映像関連の収益は無視できない規模になっています。
地上波出演ギャラの目安
地上波のドキュメンタリー特番への出演料は、内容や放送時間によって異なります。
漆山家のような密着特番では、年100万〜200万円程度とされています。出演回数が積み重なることで、累積の収益も相当なものになります。
FODプレミアム配信移行後の変化
2024年からFODプレミアムへの移行により、収益の安定性が増しています。
地上波の不定期放送と異なり、月1本ペースでの継続配信は制作側・出演者側の双方にとって安定した関係をつくります。シーズン2は全8話という規模で、2024年10月から2025年5月にかけて配信が続きました。
出演継続が美容室の集客にも影響する理由
テレビ・YouTube出演は、美容室の集客に直接つながっています。
漆山家の美容室を「知っているから来た」という顧客層が存在します。メディア露出が広告費ゼロの宣伝になっており、本業との相乗効果が生まれている点は大きなポイントです。
YouTubeと書籍による副収入とは?
副収入の中でも、近年存在感を増しているのがYouTubeと書籍です。
登録者44万人超のチャンネルから得られる広告収入
YouTubeの広告収入は、チャンネル規模・動画再生数・視聴者属性によって異なります。
44万人超の登録者を持つチャンネルであれば、月10万〜50万円以上の広告収入が見込まれます。企業案件が加わると、その数倍になるケースもあります。
書籍「36の家訓」出版による印税収入
佳月ママが執筆した「15人大家族うるしやま家のママ流 笑顔がたえない36の家訓」(KADOKAWA)は、家事・収納・育児術をまとめた書籍です。
書籍の印税は一般的に定価の8〜10%前後。話題性のある本として一定部数が売れていれば、まとまった収入になります。出版をきっかけに講演・メディア出演の機会が増えるケースもあります。
SNS・ブログのタイアップ収入
アメブロをはじめとするブログ収益は、フォロワー規模に応じて月10万〜30万円前後とされています。
子どもたちのInstagramも含めると、家族全体のフォロワー数はトータルで相当な規模になります。SNS全体を「媒体」として活用できているのが、漆山家の特徴的な収益構造です。
児童手当など公的給付の収入への影響とは?
「大家族だからもらえるお金がある」というのも、収入の一部として見逃せません。
子どもの人数別に試算できる児童手当の額
児童手当は子どもの年齢・人数・世帯収入によって金額が変わります。
以下は漆山家のケースに近い試算の一例です。
- 3歳未満:月15,000円×人数分
- 3歳〜小学校修了(第3子以降):月15,000円×人数分
- 中学生:月10,000円×人数分
子どもの人数が多いほど、受け取れる総額も増えます。
2024年の児童手当制度拡充で何が変わったか
2024年10月から児童手当の制度が大きく拡充されました。
高校生年代(15〜18歳)が新たに給付対象となり、所得制限も撤廃されています。漆山家のような高所得世帯でも、以前より多くの児童手当を受け取れる仕組みに変わっています。
大家族が受けられる制度的なメリット
子どもの人数が多いほど、第3子以降の加算が積み上がります。
さらに、医療費助成や保育料の無償化なども自治体によって拡充されており、大家族には「人数が多いこと自体が経済的なメリット」になる面があります。
漆山家の月間支出の実態とは?
収入を語るには、支出の実態を合わせて見ることが欠かせません。漆山家の月々の出費は相当な規模になります。
食費・光熱費など生活費の規模
月の食費だけで18万円を超えると試算されています。
お米だけで月60kg以上の消費があるとも言われており、一般家庭とはスケールが全く異なります。光熱費・通信費・日用品なども15人分ですから、月20万円以上の生活コストは固定的に発生します。
子どもの教育費・習い事・医療費
子ども13人の習い事費用・学費・医療費は、月単位で積み上がるとかなりの金額になります。
全員が公立であっても給食費・部活費・修学旅行費などが重なります。大学進学が絡む年齢の子どもが複数いる場合、その年は教育費が一気に跳ね上がります。
住宅ローンと車2台の維持費
推定4,000万〜5,500万円の自宅を35年ローンで購入した場合、月の返済額は10万〜16万円前後です。
大型車2台の維持費(自動車税・保険・ガソリン・車検)を合算すると、月5万〜8万円程度の固定費が加わります。住宅と車だけで月20万円前後のコストが発生している計算になります。
収入と支出を比較すると実際は豊かなのか?
収入の多さだけではなく、支出との差し引きで「実際に余裕があるか」を見てみます。
推定年収1,500万〜2,000万円と生活費の比較
| 項目 | 推定月額 |
|---|---|
| 美容室経営(手取り) | 80万〜100万円 |
| テレビ・FOD出演 | 8万〜17万円(年換算) |
| YouTube・SNS収入 | 10万〜50万円 |
| 書籍・ブログ収入 | 10万〜30万円 |
| 児童手当 | 10万〜15万円 |
| 推定月収合計 | 120万〜200万円前後 |
一方、月の支出は食費・住宅ローン・教育費・車両費などを合計すると80万〜90万円以上になるとされています。
子ども13人を抱えた場合の実質的な「余裕」
収支差だけを見ると月30万〜100万円の余剰が出る計算になります。
ただし、これは推定であり公式発表ではありません。貯蓄・保険・学資積立なども考えると、「使えるお金」は数字ほど多くない可能性もあります。
大家族ゆえの「見えない苦労」と家計の綱渡り
余裕があるように見えても、子ども全員の進学・独立が重なる時期は支出が急増します。
高校→大学→社会人と複数の子どもが同時期に節目を迎えると、教育費が数年間で数百万円単位で変動します。安定した収入構造があってこそ、この波を乗り越えられています。
自営業ならではの節税構造とは?
「お金持ちに見える」理由の一つに、自営業・法人経営特有の節税効果があります。
法人化と役員報酬分散のしくみ
美容室を法人として経営している場合、夫婦それぞれを役員として登記することができます。
夫婦で役員報酬を分散させることで、合計の税負担を抑えられます。個人事業主として1人が全額収入を得るより、法人化して2人で分ける方が税制上有利になるケースが多いです。
経費として計上できる支出の種類
自営業では、事業に関連する支出を経費として計上できます。
美容室の材料費・設備費はもちろん、SNS発信に使う機材や通信費も経費に含めやすい環境です。「生活費と事業費の境界線が自営業は曖昧」と言われるのは、こうした理由からです。
美容室経営者が節税で有利になる理由
小規模企業共済や経営セーフティ共済など、中小企業向けの節税制度を活用できます。
さらに、法人であれば生命保険を経費計上するなどの手法も取りやすい環境です。表面の収入だけ見ると「高収入」に見えても、節税後の実質的な手残りは変わってきます。
漆山家と他の大家族との違いとは?
漆山家が特別に注目される理由は、従来の大家族番組のイメージとの差にあります。
以前の大家族番組と比べた生活水準の差
かつてのテレビに登場していた大家族は、「倹約」「節約」「借金」がテーマになるケースが多くありました。
漆山家はその流れと明確に異なります。清潔な室内・整ったインテリア・ブランドものの子ども服など、生活水準の高さがそのまま画面に映っています。
「オシャレ」「清潔」という印象が生まれる背景
パパ・ママともに美容師という職業柄、見た目へのこだわりが自然と家全体に反映されています。
センスある家づくりや服の選び方は、美容のプロとしての感覚が日常に染み出たものと言えます。「大家族なのに整ってる」という印象は、職業的なバックグラウンドから来ています。
経営者一家という属性がブランドになっている点
美容室経営者・SNS発信者・テレビタレント——この3つが重なることで、漆山家全体がひとつの「ブランド」として機能しています。
個々の収入源はそれほど突出していなくても、かけ合わせることで収益の総量が大きくなる構造です。
漆山家の豊かさは「お金持ち」とイコールではない理由とは?
収入が多くても、それがそのまま「余裕のある生活」を意味するわけではありません。
月80〜90万円の支出が示す現実
推定年収が1,500万〜2,000万円台であっても、月の支出が80万〜90万円に達すると、残る利益は限られます。
年収2,000万円の場合、税金・社会保険料を差し引いた手取りは1,200万〜1,400万円前後になるケースが多いです。そこから年間1,000万円前後の生活費が引かれると、実質的な「自由になるお金」はそこまで多くありません。
収入の多さより「収支管理の質」が重要な理由
漆山家の家計を支えているのは、収入の多さだけでなく支出の管理力です。
食事は手作り中心で無駄を出さない、行事は家族全員で計画して効率化する——こうした日々の積み重ねが、大家族の家計を成り立たせています。
家族全員が協力して成り立つ経済基盤
子どもたちが家事や育児を自然に分担する仕組みが、外注コストを下げています。
「全員が動ける家族」だから、家政婦や保育サポートに費用をかけなくても回っています。人数の多さがコストではなく、むしろ運営力になっている点が漆山家の強みです。
よく聞かれる疑問に答えるFAQ
漆山家の年収は実際いくらくらいですか?
美容室経営・テレビ出演・YouTube・書籍・児童手当などを合算すると、推定年収は1,500万〜2,000万円台と見られています。
ただし、これはあくまで推定であり、公式に発表された数字ではありません。自営業の場合、税引き前の売上と手取りには大きな差があることも覚えておく必要があります。
美容室だけで15人家族を養えるのですか?
美容室の収入だけでは、月80万〜90万円の支出をカバーするのはギリギリのラインです。
テレビ・YouTube・書籍・タイアップなどの副収入があって、はじめて安定した家計が成り立っています。美容室は収入の「柱」ですが、副収入なしでは成立しにくい規模です。
YouTubeの収入はどのくらいあるのですか?
登録者44万人超のチャンネルで、月10万〜50万円前後の広告収入が見込まれます。
企業案件(タイアップ)が入れば、その月はさらに収入が増えます。子ども世代のSNS運営も加わることで、家族全体のデジタル収益はかなりの規模になっています。
テレビ出演のギャラはいくらもらっているのですか?
地上波での特番出演料は年100万〜200万円程度が相場とされています。
FODプレミアムへの移行以降は、配信契約の形式に変わっていると見られます。出演ギャラそのものより、テレビ露出による美容室への集客効果や知名度向上のほうが金銭的な価値が高いかもしれません。
漆山家は本当にお金持ちと言えるのですか?
「お金持ち」かどうかは、収入だけで判断できません。
推定年収が高くても、15人分の生活費・教育費・住宅ローン・車両費を引くと、余剰は限られます。「豊かに見える暮らし」を実現できているのは、多角的な収入と徹底した支出管理の組み合わせがあってこそです。
まとめ
漆山家がお金持ちに見える背景には、美容室経営という安定した本業と、テレビ・FOD・YouTube・書籍・SNSという複数の副収入の積み重ねがあります。推定年収は1,500万〜2,000万円台と高水準ですが、月80万〜90万円の支出を差し引くと「余裕の富裕層」とは言い切れない面もあります。
注目したいのは、漆山家の経済基盤が「稼ぎ方の多さ」だけで成立していない点です。法人化による節税・夫婦での役員報酬分散・メディア出演による無償広告効果など、お金の「仕組み」を活用していることが大きい。子ども13人が家事や育児を自然に分担することで、外部コストを抑えているのも現実的な強みです。「大家族だから大変」ではなく、「大家族だから回せる」構造をつくり上げた結果が、今の暮らしぶりにつながっています。
参考文献
- 「密着!15人大家族 うるしやま家 シーズン2 配信スタート」- PR TIMES(フジテレビジョン公式プレスリリース)
- 「漆山家は本当にお金持ち?収入源や大家族の工夫を大公開!」- cocolog
- 「漆山家の大家族生活は金持ちなのか?収入源と家計管理を深掘り」- 本気の芸能人ブログ
- 「漆山家の年収は?大家族は金持ちなのか徹底検証!」- TIMESHARE
- 「大家族・漆山家の事故や現在!金持ちの理由や年収・父親と母親や子供まとめ」- newsmatomedia
- 「15人大家族うるしやま家のママ流 笑顔がたえない36の家訓」- 漆山佳月著(KADOKAWA)
