パトロンエルスバンクは危険?個人間融資掲示板の実態と安全な借入先

パトロンエルスバンクは危険?個人間融資掲示板の実態と安全な借入先 個人間融資

「パトロンエルスバンク」で検索したあなたは、いま借入先を探して困っているのではないでしょうか。個人間融資掲示板は「ブラックでも借りられる」とうたいます。審査に落ちた直後なら、つい期待してしまいますよね。

ただ、その期待の裏には見えないリスクが潜んでいます。この記事では、パトロンエルスバンクという掲示板の仕組みと危険性を、法律の根拠とあわせて整理します。すでに書き込んでしまった人の対処法や、審査に通らない人でも使える安全な借入先まで解説します。判断する前に、まず実態を知ってください。

  1. パトロンエルスバンクとは?どんな掲示板?
    1. 掲示板の仕組みと利用の流れとは?
    2. 「ブラックでも借入OK」の謳い文句は本当?
    3. 運営者情報はどうなっている?
  2. そもそも個人間融資掲示板とは?
    1. なぜ個人間融資掲示板が存在する?
    2. どんな人が書き込んでいる?
    3. SNSの個人間融資と何が違う?
  3. パトロンエルスバンクで本当にお金を借りられる?
    1. 実際に融資に至るケースはある?
    2. 「貸します」投稿の正体とは?
    3. 借りられた場合に何が起きる?
  4. パトロンエルスバンクの口コミ・評判はどうなっている?
    1. 借りられたという口コミは信用できる?
    2. 被害を訴える声にはどんなものがある?
    3. 口コミを見るときに注意すべき点とは?
  5. 個人間融資が危険と言われる理由とは?
    1. 貸し手の素性が分からないのはなぜ危険?
    2. 法外な金利を請求されるとどうなる?
    3. 個人情報はどのように悪用される?
  6. 個人間融資は違法?法律ではどう定められている?
    1. 貸金業法では個人間融資をどう扱っている?
    2. 出資法・利息制限法の上限金利はいくら?
    3. 借りた側も罪に問われることはある?
  7. 個人間融資掲示板で多いトラブル事例とは?
    1. 先振込・ギフト券要求詐欺とはどんな手口?
    2. ひととき融資とは何が問題?
    3. 闇金による取り立て被害はどう起きる?
  8. すでに書き込み・連絡してしまったらどうすればいい?
    1. 個人情報を伝えてしまった場合の対処法とは?
    2. 脅迫や取り立てを受けたらどこに相談する?
    3. 返済を要求されたら支払うべき?
  9. 被害に遭ったときの相談先はどこ?
    1. 警察相談専用電話#9110には何を相談できる?
    2. 法テラスではどんな支援を受けられる?
    3. 国民生活センター・消費生活センターの使い方とは?
  10. 審査に通らない人が使える安全な借入方法とは?
    1. 正規の貸金業者かどうかはどう見分ける?
    2. 中小消費者金融を検討する際の注意点とは?
    3. 借入以外に生活費を確保する方法はある?
  11. 公的な支援制度にはどんなものがある?
    1. 生活福祉資金貸付制度とはどんな制度?
    2. 緊急小口資金はどんなときに使える?
    3. 債務整理を検討すべきタイミングとは?
  12. パトロンエルスバンクに関するよくある質問(FAQ)
    1. パトロンエルスバンクは違法なサイトですか?
    2. 書き込んだだけで危険はありますか?
    3. 個人間融資で借りたお金は返さなくていいのですか?
    4. 掲示板経由の融資でトラブルになったら警察は動いてくれますか?
    5. ブラックでも合法的に借りられる方法はありますか?
  13. まとめ:個人間融資掲示板は使わず安全な選択肢を
    1. 参考文献

パトロンエルスバンクとは?どんな掲示板?

まずは掲示板そのものの仕組みから見ていきます。何ができる場所なのか。誰が運営しているのか。ここが分からないままお金の話を進めるのは危険です。基本を押さえるだけで、見え方が変わってきます。

掲示板の仕組みと利用の流れとは?

パトロンエルスバンクは「お金を借りたい人」と「貸したい人」が書き込みをする掲示板です。借りたい人が希望額や事情を投稿します。それを見た「貸し手」から連絡が来る仕組みです。

登録は無料です。メールアドレスを入力して投稿するだけで使えます。ハードルの低さが特徴ですが、誰でも匿名で貸し手を名乗れる場所だという点は忘れないでください。相手の本人確認は一切ありません。

「ブラックでも借入OK」の謳い文句は本当?

サイトには「ブラックでも借入OK」「審査に落ちた人も大丈夫」といった文言が並びます。信用情報に不安がある人には魅力的に見えるはずです。

しかし冷静に考えてみてください。銀行や消費者金融が貸せないと判断した人に、見知らぬ個人が無条件でお金を貸すでしょうか。貸し手には必ず何らかの狙いがあります。法外な利息、個人情報、あるいは別の対価です。「誰でも借りられる」という言葉自体が、警戒すべきサインだと考えてください。

運営者情報はどうなっている?

サイトを確認しても、運営会社の正式名称や所在地、責任者名は明確に確認できません。特定商取引法に基づく表記や貸金業の登録番号も見当たりません。

正規の金融サービスであれば、運営者情報の開示は当然です。運営者の実態が分からないサイトでお金の貸し借りをするのは、身元不明の相手に住所と電話番号を渡す行為と同じです。トラブルが起きても、責任を追及する相手すら特定できません。

そもそも個人間融資掲示板とは?

パトロンエルスバンクは、数ある個人間融資掲示板のひとつです。この種の掲示板がなぜ存在し、誰が集まっているのか。背景を知ると、個別のサイトの評判だけでは見えない構造が理解できます。

なぜ個人間融資掲示板が存在する?

個人間融資掲示板が生まれた背景には、正規の借入から締め出された人の存在があります。貸金業法の改正で総量規制が導入され、年収の3分の1を超える貸付は原則できなくなりました。審査も厳格化されています。

その結果、どこからも借りられない人の受け皿として掲示板が使われるようになりました。需要があるから存在する。ただし、需要がある場所には、それを狙う側も集まります。金融庁はSNSや掲示板を通じた個人間融資について、継続して注意を呼びかけています。

どんな人が書き込んでいる?

借りたい側は、審査に落ちた人、信用情報に事故情報がある人、収入証明が出せない人が中心です。生活費や返済に追われ、切羽詰まった状況の人が多く見られます。

一方の貸し手側はどうでしょうか。個人を装った無登録の貸金業者、いわゆる闇金が紛れ込んでいると指摘されています。困っている人が集まる場所は、困っている人を狙う側にとって効率のいい猟場になるのです。この構造が、個人間融資掲示板の最大の問題です。

SNSの個人間融資と何が違う?

X(旧Twitter)などのSNSでも「#お金貸します」といった投稿が見られます。掲示板型との違いは、投稿の残り方と接触の速さです。SNSはDMで即座に個別接触へ移行します。掲示板は投稿が一覧化され、貸し手が借り手を選んで連絡してきます。

どちらも構造的なリスクは同じです。相手の素性が分からないまま、お金と個人情報のやり取りが始まる点は変わりません。金融庁の注意喚起も、SNS・掲示板の両方を対象にしています。形式の違いで安全性は変わらないと考えてください。

パトロンエルスバンクで本当にお金を借りられる?

一番知りたいのはここだと思います。結論から言うと、借りられる可能性はゼロではありません。ただし「借りられること」と「無事に済むこと」はまったく別の話です。順番に見ていきます。

実際に融資に至るケースはある?

口コミの中には「借りられた」という報告も存在します。個人間の金銭貸借そのものは、条件を守れば法律上可能だからです。

ただし、その「借りられた」の中身が問題です。年利換算で数百%の利息を求められた例。手数料名目で先にお金を取られた例。借りられたように見えて、実際は闇金の顧客にされていたケースが多く報告されています。融資に至ること自体が、被害の入り口になり得るのです。

「貸します」投稿の正体とは?

「無利息で貸します」「困っている方を助けたい」という投稿を見かけます。善意の個人に見えるかもしれません。しかし、見知らぬ他人に無償でお金を貸す人は現実にはほぼいません。

こうした投稿の多くは、個人を装った無登録業者だと考えられています。目的は3つに分類できます。法外な利息の回収、個人情報の収集、そして別の対価の要求です。優しい言葉ほど疑ってかかる必要があります。

借りられた場合に何が起きる?

仮に借りられたとします。その後に待っているのは、正規の借入とはまったく違う世界です。返済が1日遅れただけで、執拗な電話が始まることがあります。勤務先や家族への連絡をほのめかされるケースもあります。

さらに深刻なのは、完済しても終わらない点です。一度払った人は「払える人」としてリスト化され、別の業者からも狙われるようになります。借りた瞬間から、抜け出しにくい関係が始まると考えてください。

パトロンエルスバンクの口コミ・評判はどうなっている?

実際の利用者の声も気になるところです。ネット上には肯定的な口コミと被害報告の両方があります。どちらをどう読むべきか。口コミの見方そのものにもコツがあります。

借りられたという口コミは信用できる?

「即日で借りられた」「対応が丁寧だった」という口コミは確かに存在します。ただ、こうした投稿には注意が必要です。誰が書いたか検証できないからです。

個人間融資の世界では、貸し手側が自作自演で好意的な口コミを投稿する手口が知られています。新しい借り手を呼び込むためです。匿名の好意的な口コミは、広告と同じものとして読むのが安全です。

被害を訴える声にはどんなものがある?

一方で、被害を訴える声も見つかります。多いのは「保証金を振り込んだら連絡が途絶えた」という先振込詐欺の報告です。「個人情報を送った後、別の業者から勧誘が来るようになった」という声もあります。

女性からは、融資の条件として面会や性的関係を求められたという報告もあります。被害報告に共通するのは、お金を借りる前の段階ですでに実害が発生している点です。1円も借りていなくても被害者になり得ます。

口コミを見るときに注意すべき点とは?

口コミを判断材料にするなら、次の視点を持ってください。良い口コミは宣伝の可能性を疑う。悪い口コミは手口の情報源として読む。この使い分けが基本です。

もうひとつ大事な視点があります。口コミの真偽に関係なく、掲示板の構造的なリスクは変わらないということです。仮に良心的な貸し手が1人いたとしても、あなたに連絡してくる相手がその人だという保証はどこにもありません。

個人間融資が危険と言われる理由とは?

金融庁や警察が個人間融資への注意を呼びかけるのには、明確な理由があります。危険性は大きく3つに整理できます。それぞれの仕組みを知れば、なぜ「使わない」が正解なのか納得できるはずです。

貸し手の素性が分からないのはなぜ危険?

正規の貸金業者は、財務局や都道府県に登録されています。問題が起きれば、行政処分や業界団体への苦情申立てが可能です。個人間融資には、この安全網が一切ありません。

相手が本名かどうかも分かりません。連絡先が使い捨てのアドレスかもしれません。トラブルが起きた瞬間に相手が消えれば、追跡はほぼ不可能です。逃げられる側と逃げられない側。この非対称な関係が、あらゆる被害の土台になっています。

法外な金利を請求されるとどうなる?

個人間融資では「10日で3割」のような条件が珍しくありません。年利に換算すると1000%を超えます。10万円借りたら、10日後に13万円。返せなければ利息が雪だるま式に膨らみます。

こうした金利は法律の上限を大きく超えており、無効です。しかし相手は法律を守る気がありません。払えなくなった時点で、脅しを含む取り立てが始まるのが典型的なパターンです。金利の異常さは、相手が違法業者である証拠だと受け取ってください。

個人情報はどのように悪用される?

融資の審査と称して、免許証の画像、勤務先、家族構成、SNSアカウントまで求められることがあります。この情報が悪用の材料になります。

具体的には、返済が滞ったときの脅迫材料です。勤務先への電話、家族への連絡、SNSでの晒し。さらに、集めた情報は名簿として他の業者に共有されると言われています。個人情報を渡した時点で、借りていなくても被害は始まっているのです。

個人間融資は違法?法律ではどう定められている?

「個人同士の貸し借りは自由では?」という疑問もあるでしょう。実は、法律のラインは明確に引かれています。どこまでが合法で、どこからが違法なのか。3つの法律から整理します。

貸金業法では個人間融資をどう扱っている?

貸金業法は「業として」お金を貸す行為に登録を義務付けています。反復継続してお金を貸すなら、個人であっても貸金業登録が必要です。無登録での営業は犯罪で、10年以下の懲役などの重い罰則があります。

掲示板で不特定多数に「貸します」と投稿する行為は、業としての貸付にあたる可能性が高いと考えられます。つまり、掲示板の貸し手の多くは、その時点で違法の疑いがあるのです。合法的な善意の個人という前提自体が成り立ちにくいことが分かります。

出資法・利息制限法の上限金利はいくら?

金利の上限は法律で決まっています。整理すると次の通りです。

法律 対象 上限金利
利息制限法 元本10万円未満 年20%
利息制限法 元本10万円以上100万円未満 年18%
利息制限法 元本100万円以上 年15%
出資法 貸金業者 年20%(超えると刑事罰)
出資法 個人間の貸借 年109.5%(超えると刑事罰)

個人間の上限が年109.5%と高いのは事実です。掲示板側もこの数字を根拠に合法性を主張します。しかし年109.5%は「刑事罰にならない上限」であって、安全な金利ではありません。利息制限法の上限を超えた部分は民事上無効です。年100%前後の金利を提示された時点で、まともな相手ではないと判断できます。

借りた側も罪に問われることはある?

「借りる側も捕まるのでは」と不安な人もいるでしょう。基本的に、お金を借りる行為自体で罪に問われることはありません。罰則の対象は貸す側です。

ただし例外があります。融資の条件として銀行口座や携帯電話を渡す行為です。これは犯罪収益移転防止法などに違反し、借りた側が犯罪者になってしまいます。渡した口座は詐欺の受け皿に使われます。口座や携帯の話が出たら、その場で連絡を断ってください。

個人間融資掲示板で多いトラブル事例とは?

ここからは、実際に報告されている手口を具体的に見ていきます。手口を知っていれば、同じ状況になったときに気づけます。代表的な3つのパターンを押さえてください。

先振込・ギフト券要求詐欺とはどんな手口?

最も多いのがこの手口です。「融資の前に保証金が必要」「手数料を先に振り込んでほしい」と要求されます。振り込んだ瞬間、相手は連絡を断ちます。

Amazonギフト券などの電子ギフト券を要求するパターンも同じ構造です。ギフト券は足がつきにくいため、詐欺側に好まれます。「貸す側が先にお金を要求する」のは100%詐欺と断言できます。理由がどれだけもっともらしくても例外はありません。

ひととき融資とは何が問題?

ひととき融資とは、性的関係を条件にお金を貸す行為を指します。主に女性の借り手が標的です。「会ってくれたら無利息でいい」といった誘い文句で近づいてきます。

これは融資の形をした性的搾取です。応じてしまうと、写真や動画を材料にした脅迫に発展するケースが報告されています。貸し手側は貸金業法違反や性犯罪に問われ得る違法行為です。条件に「面会」が含まれた時点で、即座に関係を断ってください。

闇金による取り立て被害はどう起きる?

個人を装った闇金から借りてしまった場合、返済遅延をきっかけに取り立てが始まります。1日に何十件もの電話。深夜の連絡。勤務先や実家への電話予告。精神的に追い詰める手口が中心です。

正規の貸金業者には取り立て行為の規制があります。しかし闇金は最初から法律の外にいます。取り立てが始まってから自力で解決するのは極めて困難です。後述する相談窓口に、できるだけ早くつながることが唯一の出口になります。

すでに書き込み・連絡してしまったらどうすればいい?

ここまで読んで、心当たりがある人もいるかもしれません。すでに投稿した。連絡を取ってしまった。その段階でも、打てる手はあります。時間との勝負なので、優先順位をつけて動きましょう。

個人情報を伝えてしまった場合の対処法とは?

まず、相手との連絡を完全に断ちます。着信拒否とメールのブロックを設定してください。「削除してほしい」と交渉するのは逆効果です。反応する人だと分かると、接触が増えます。

次に、被害の芽を摘みます。免許証の画像を送った場合は、警察に相談したうえで悪用に備えます。勤務先や家族に事情を先に伝えておくのも有効です。先回りして共有しておけば、脅しの材料としての価値が下がります。

脅迫や取り立てを受けたらどこに相談する?

脅迫めいた連絡が来ている段階なら、迷わず警察に相談してください。緊急性が高い場合は110番。相談ベースなら警察相談専用電話#9110が窓口です。

このとき証拠が力になります。メッセージのスクリーンショット、着信履歴、振込記録はすべて保存してください。消したくなる気持ちは分かりますが、証拠があるほど警察も専門家も動きやすくなります。

返済を要求されたら支払うべき?

闇金からの借入について、最高裁は元本を含めて返還義務を否定する判断を示しています。著しく高金利の違法な貸付は、法的に保護されないという考え方です。

ただし、自己判断で「払わない」と突っぱねるのは危険です。相手が実力行使に出る恐れがあるからです。弁護士や司法書士を通じて対応するのが現実的な解決ルートです。闇金対応の経験がある専門家なら、介入通知だけで取り立てが止まるケースも多くあります。

被害に遭ったときの相談先はどこ?

「どこに相談すればいいか分からない」という声は多いです。窓口は状況別に整理できます。無料で使える公的窓口を3つ紹介します。1人で抱え込む必要はありません。

警察相談専用電話#9110には何を相談できる?

#9110は、事件化する前の困りごとを相談できる警察の窓口です。全国どこからかけても、地域の警察の相談窓口につながります。

「脅迫とまでは言えないが不安」という段階でも相談できます。被害届を出すか迷っている段階でも、記録を残す意味で連絡する価値があります。相談実績があると、事態が悪化したときの対応も早くなります。

法テラスではどんな支援を受けられる?

法テラス(日本司法支援センター)は、国が設立した法律相談の窓口です。借金問題の相談先として、弁護士や司法書士につないでもらえます。

収入が一定基準以下なら、無料の法律相談を利用できます。弁護士費用の立替制度もあります。お金がないから専門家に頼めない、という状況を解決するための機関です。闇金被害と多重債務の両方をまとめて相談できます。

国民生活センター・消費生活センターの使い方とは?

消費者トラブル全般の窓口が消費生活センターです。局番なしの188にかけると、最寄りのセンターにつながります。個人間融資のトラブルも相談対象です。

センターの強みは、手口の蓄積です。似た被害事例をもとに、具体的な対処を助言してもらえます。相談情報は注意喚起にも活かされるため、あなたの相談が次の被害を防ぐことにもつながります。

審査に通らない人が使える安全な借入方法とは?

掲示板を避けるべき理由は分かった。では、どうやってお金を工面すればいいのか。ここが本当の課題ですよね。審査に不安がある人でも検討できる、合法的な選択肢を整理します。

正規の貸金業者かどうかはどう見分ける?

まず大前提の確認方法です。正規の貸金業者は必ず登録番号を持っています。金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で、業者名や登録番号を照合できます。

検索してヒットしなければ無登録業者です。注意点がひとつあります。実在する業者の名前や登録番号をかたる「なりすまし」も存在します。登録番号だけでなく、公表されている電話番号と一致するかまで確認してください。

中小消費者金融を検討する際の注意点とは?

大手の審査に落ちても、中小の消費者金融なら通る場合があります。中小業者は独自の審査基準を持ち、現在の返済能力を重視する傾向があるためです。

ただし、ここに落とし穴があります。「中小消費者金融」を名乗る闇金が大量に存在するのです。「ブラックOK」「審査なし」を強調する業者は避けてください。正規業者は必ず審査をします。申し込み前に、前述の登録検索で確認する手順を省かないでください。

借入以外に生活費を確保する方法はある?

そもそも、借入だけが選択肢ではありません。視野を広げると、別の道が見えてきます。

  • 勤務先の給与前払い制度や従業員貸付制度を確認する
  • 生命保険の契約者貸付を利用する(解約せずに借りられる)
  • 不要品の売却や単発の仕事で現金を作る
  • 携帯料金や税金は滞納前に窓口で分割相談をする

特に税金や公共料金は、滞納する前に相談すれば分割や猶予に応じてもらえることが多いです。支払いを止める前に、窓口へ相談する。この順番が生活を守ります。

公的な支援制度にはどんなものがある?

収入が少なく、民間の借入が難しい。そんな状況のための公的制度があります。存在を知らないまま掲示板に流れてしまう人が少なくありません。使える制度は堂々と使ってください。

生活福祉資金貸付制度とはどんな制度?

生活福祉資金貸付制度は、低所得世帯などを対象にした公的な貸付制度です。窓口は市区町村の社会福祉協議会です。生活の立て直しに必要な費用を、無利子または低利子で借りられます。

民間の審査とは考え方が根本から違います。信用情報ではなく、世帯の状況と生活再建の見込みをもとに判断されるのが特徴です。相談員が家計の相談にも乗ってくれます。借入と生活改善をセットで進められる制度です。

緊急小口資金はどんなときに使える?

生活福祉資金の中には、緊急かつ一時的に生計が困難になった場合の少額貸付があります。医療費の急な出費や給料日前の生活費など、当面の資金をつなぐための制度です。

金額は少額ですが、無利子で保証人も不要です。「今週を乗り切るお金がない」という状況こそ、掲示板ではなく社会福祉協議会に相談すべき場面です。窓口で事情を話せば、他に使える制度も含めて案内してもらえます。

債務整理を検討すべきタイミングとは?

借入を探している理由が「既存の借金の返済」なら、立ち止まってください。返済のための借入は、状況を悪化させる典型的なパターンです。借りて返す自転車操業に入っているなら、必要なのは追加の借入ではなく債務整理です。

債務整理には任意整理、個人再生、自己破産があります。どれを選ぶべきかは状況次第です。毎月の返済が収入の3分の1を超えているなら、専門家への相談を検討するラインと言われます。法テラスなら費用面の支援を受けながら進められます。

パトロンエルスバンクに関するよくある質問(FAQ)

最後に、検索でよく見られる疑問をまとめて解消します。ここまでの内容の確認としても使ってください。短く、結論から答えます。

パトロンエルスバンクは違法なサイトですか?

掲示板の場を提供する行為自体を直接罰する規定は明確ではありません。ただし、掲示板上で業として貸付を行う無登録の貸し手は貸金業法違反の疑いがあります。

サイトの合法性よりも、そこで起きる取引の違法性が問題です。場が合法かどうかと、利用者が安全かどうかは別の話です。金融庁は掲示板やSNSを通じた個人間融資全般に注意を呼びかけています。

書き込んだだけで危険はありますか?

あります。投稿した時点で「お金に困っている人」として、貸し手側の目に留まります。メールアドレスなどの連絡先を渡せば、闇金からの勧誘が届き始めることがあります。

まだ被害がなくても、投稿の削除依頼と連絡先の変更を早めに行ってください。届いた勧誘には一切返信しないことが大切です。

個人間融資で借りたお金は返さなくていいのですか?

違法な高金利での貸付については、最高裁が元本を含めた返還義務を否定する判断を示しています。ただし、個別の事情によって扱いは変わります。

自己判断で放置するのは危険です。弁護士や司法書士に相談し、法的な手続きとして解決するのが安全なルートです。相手への連絡は専門家に任せてください。

掲示板経由の融資でトラブルになったら警察は動いてくれますか?

脅迫や違法な取り立て、詐欺の被害があれば、警察は対応します。相談段階なら#9110、緊急なら110番です。

動いてもらいやすくする鍵は証拠です。やり取りの画面、振込記録、着信履歴を保存してください。「違法な貸し借りだから相談できない」と思い込む必要はありません。借りた側が処罰されることは基本的にありません。

ブラックでも合法的に借りられる方法はありますか?

選択肢はあります。独自審査の中小消費者金融、生活福祉資金貸付制度、勤務先の貸付制度などです。信用情報に事故情報があっても、すべての道が閉ざされるわけではありません。

ただし「ブラックOK」を宣伝する業者は闇金の可能性が高いです。申し込む前に金融庁の登録検索で正規業者か確認する。この一手間だけは省かないでください。

まとめ:個人間融資掲示板は使わず安全な選択肢を

パトロンエルスバンクを含む個人間融資掲示板は、借りられる可能性より被害に遭う可能性のほうがはるかに高い場所です。先振込詐欺、個人情報の悪用、ひととき融資。手口はすべて「審査に落ちて焦っている心理」を突いてきます。焦っているときほど、判断の基準を法律と公的機関に置いてください。

今日できる行動は3つです。借入を検討中なら、金融庁の登録貸金業者検索で相手を確認する。生活費に困っているなら、市区町村の社会福祉協議会に電話する。すでに接触してしまったなら、証拠を保存して#9110か法テラスに相談する。掲示板を閉じて、この3つのどれかに進むことが、状況を好転させる最短ルートです。

参考文献

  • 「SNS等を通じた『個人間融資』にご注意ください!」-金融庁
  • 「登録貸金業者情報検索サービス」-金融庁
  • 「ヤミ金融対策」-警察庁
  • 「警察相談専用電話#9110」-政府広報オンライン
  • 「多重債務・借金に関する相談窓口」-法テラス(日本司法支援センター)
  • 「個人間融資のトラブルに関する注意情報」-独立行政法人国民生活センター
  • 「貸金業相談・紛争解決センター」-日本貸金業協会
  • 「生活福祉資金貸付制度」-全国社会福祉協議会